調湿紙

一定空間の相対湿度を調整する紙です。

紙の中に調湿材(湿度に対して敏感な無機粉体)を抄き込んだ中性紙です。調湿材を粉体にして紙の中に分散させているので、単体よりも表面積が大きくなり、吸放湿の量や速度が上がります。

外気温が変動すると、庫内や容器内の相対湿度は急激に変化し、紙資料は水分の吸放出を繰り返します。この繰り返しが劣化につながります。

調湿紙は庫内の紙資料よりもすばやく吸放湿し、相対湿度を安定させます。文化財や美術品等の保存・移送用に適しています。

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